「DIYで屋根点検をしようと考えているけど、本当に自分でやって大丈夫?」という疑問を持つ方々に向けて、お話ししたいと思います。
結論から申し上げますと、屋根の点検や修繕はプロに任せるべきです。
その理由を、安全性、技術面、経済的観点から詳しく解説していきます。
1. 屋根点検をDIYで行うのは非常に危険
高所作業には命のリスクが伴う
まず第一に、屋根の上は高所です。2階建ての住宅の屋根は、地面から約5〜7メートルの高さがあります。脚立やはしごを使って上るのも、屋根の上を歩くのも非常に危険です。実際、一般の方が脚立から転倒する事故や、屋根から転落して大けがを負うケースが毎年多数発生しています。


私たちプロの屋根業者は、安全帯や滑り止め靴、ヘルメットなどを着用し、さらに複数人で安全確認をしながら作業を行います。安全対策を熟知したプロでも慎重になるのが屋根点検です。知識も経験もない一般の方が屋根に上るのは、想像以上に危険なのです。
2. 専門知識がなければ正確な点検はできない
屋根の「傷み」は素人目には分かりにくい
一見キレイに見える屋根でも、実は内部で雨漏りが始まっていたり、下地材が腐食していたりすることは少なくありません。表面だけを見て「問題なし」と判断してしまうのは非常に危険です。
たとえば、瓦屋根の場合、瓦のズレやヒビが見えていなくても、下に敷かれている防水シート(ルーフィング)が劣化していることがあります。これは屋根の内部構造に関する知識がなければ気づけません。
私たちは、点検の際に目視はもちろん、必要に応じて赤外線カメラやドローン、湿度計なども使用し、目に見えないトラブルの兆候を的確にチェックします。
3. 間違った処置が被害を拡大させることも
修繕DIYの失敗例:逆効果になることも
DIYで屋根修繕に挑戦する方の中には、防水テープやコーキング材で応急処置を試みる方がいらっしゃいます。しかし、間違った材料選びや施工方法は、かえって雨水の侵入経路を増やすリスクもあります。
また、「ちょっとだけ瓦を動かして直した」つもりが、構造をゆるめてしまって台風時に瓦が飛ぶ…というケースもありました。こうなると被害はさらに拡大し、修繕費も大きく跳ね上がります。
4. プロに任せることで長期的にはコスト削減
定期点検で大きな修繕を未然に防げる
プロによる定期点検を受けていれば、初期段階で劣化や破損に気づけるため、大規模な修繕を回避できる可能性が高くなります。
例えば、雨漏りが始まる前に防水シートを交換しておけば、室内まで被害が及ぶことはありません。結果として内装工事や家具の買い替えといった二次被害も防げます。
保険対応や保証の対象にもなる
さらに、プロの業者が点検・修繕を行った場合、施工内容に保証がつくケースがほとんどです。また、火災保険や地震保険の申請に必要な調査報告書も、プロが作成すれば正式な証拠書類として使用できます。
5. プロに依頼するのは意外と簡単で安心
無料点検を実施している業者も多い
多くの屋根業者は、無料で点検を行っている場合があります。
これにより、今の屋根の状態を正確に知ることができ、必要であれば修繕の見積りもお出しします。もちろん、無理に修繕を勧めるようなことはありませんのでご安心ください。
相談しやすい地域密着の業者を選ぶことがカギ
最近では、ネット上で広告だけを出して営業実態のない“悪徳業者”も増えています。大切なことは、「顔が見える業者」「地域に根差して実績がある業者」に相談することです。
私たちのような地域密着型の屋根修繕業者であれば、お客様との信頼関係を第一に考え、長くお付き合いしていただけるよう努めています。


まとめ:命と家を守るために、屋根点検はプロに任せよう
屋根は、住まいを雨風から守ってくれる非常に大切な存在です。しかし、高所での作業は命に関わる危険を伴い、また、間違った処置は住宅全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
DIYで点検や修繕を試みるのは、知識・経験・安全対策が万全でない限りは非常にリスクが高いといえるでしょう。
私たち屋根修繕のプロは、正確な点検、安全な作業、適切な修繕を通して、皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをしています。
「ちょっと気になるな…」という程度でも、お気軽にご相談ください。プロの目でしっかりと確認し、安心・安全をご提供します。
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