足場代1回分を節約!足場代の節約方法

足場代1回分を節約!足場代の節約方法

屋根リフォームや外壁塗装などの高所作業を伴う工事を行う際は、足場を組み立てる必要があることをご存知ですか?

足場は、高所作業を行う職人の安全を確保し、効率よく作業を行うためのものです。

ですが、足場代は工事費用の2割程度を占めることもあり、お客様から「足場代って結構高い…」「安くならないかな」といったご質問をいただくことも少なくありません。

そこで、今回は足場を設置する理由や費用相場、足場代を節約する方法を分かりやすくお伝えします。

リフォーム工事の費用を少しでも抑えたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

足場は本当に必要?

足場が必要な理由

当店では、安全の確保のために足場は必ず設置しています。逆に足場なしで工事を行うと、法令違反となる可能性もあるんですよ。

厚生労働省が制定した「労働安全衛生規則」には、高さ2メートル以上の作業を行う場合は、作業員の安全確保のために足場を設置する必要があると記載されています。

事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の幅、開口部等を除く。)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない

※労働安全衛生規則518条 厚生労働省

一般的な2階建て住宅の2階の床部分は地上から3m〜3.5m、屋根の高さまでだと6m〜7mほどあります。ですので、2階の外壁塗装や屋根工事の際は足場が必要になります。

足場が必要ないケースもある

足場が必要ないケースもある

高所作業の場合でも、足場が必要ないケースもあります。

一つは、陸屋根や屋上などの屋根工事を行う場合です。陸屋根とは、屋根の勾配がない、平面的な屋根のこと。陸屋根や屋上での作業は墜落による危険の恐れがないため、足場の設置は必要ないとされています。

もう一つは、建物が密集している住宅地で、隣家との間隔が非常に狭い場合です。

そのような狭くて足場を組めない、足場を組むと迷惑になってしまうような時は、無足場工法という足場を設置せずにロープやゴンドラを使って工事を行う場合もあります。

足場を設置しないことで、工事費用を抑えることができる場合もありますが、安全性に不安が残る場合もあるため、リフォーム会社に相談して、ご自身の状況に合った施工方法を検討することをおすすめします。

作業員の安全のためだけではない!
足場が必要な理由

屋根工事に足場が必要なのは、単に作業員の安全を確保するためだけではありません。
他にも次のような理由があります。

作業効率の向上

作業効率の向上

例えば、足場がない状態では、屋根に上り下りするだけでも時間がかかります。また、道具や材料を屋根に運ぶのに、ロープや梯子を使って運搬する必要があり、大変な労力と時間がかかります。

しかし、足場があれば、高所にスムーズに移動でき、道具や材料も簡単に運搬することができます。そのため、効率的に作業を進めることができるのです。

また、足場があることで、作業員の動きが安定し、作業ミスを防ぐことにもつながります。

このように、足場は作業員の安全を確保するだけでなく、作業効率の向上にもつながるのです。そして工事期間も短縮できますので、人件費とコストも削減できます。

品質の向上

品質の向上

足場があることで、作業員は安定した環境で作業することができます。

道具を側に置くこともできますし、作業に集中できるので、作業ミスを防ぐことにもつながり、工事の品質も向上します。

お客様にとっても満足度の高い仕上がりとなります。

横浜屋根工事店の品質保証についてはコチラ ▶︎

近隣への配慮

近隣への配慮

塗装工事では、高圧洗浄という工程があります。

高圧で水を吹きかけて汚れを落とすのですが、この際に汚れた水が周囲に飛び散ってしまう可能性があります。また、塗装の際にも塗料が飛散する可能性があり、近隣のご迷惑になる恐れがあります。

そこで、足場を設置して養生シートを貼ることで、周囲への塗料や汚水の飛散を防ぎ、近隣トラブルを未然に防ぐことができます。

足場を設置せずに塗装を行うと、万が一塗料や汚水が近隣に飛散した場合、ご近所さんとのトラブルに発展する可能性があります。

お客様には、安心して塗装工事をご依頼いただくためにも、足場を設置して養生シートを貼ることをおすすめしています。

足場は、安全面や近隣への配慮の面でも、塗装工事において欠かせないものです。

屋根・外壁塗装について詳しくはコチラ ▶︎

足場の相場について

足場費用は、建物の規模や形状、工事内容によって異なりますが、一般的な相場は「1,000円/㎡」程度と言われています。

次の計算式を使うと、おおよその料金が計算できます。

足場の相場について

(建物の外周+8m) × 建物の高さ × ¥1,000

例えば、一般的な大きさの30坪2階建て住宅ですと、足場代は約15〜20万円程度となります。

足場は最終的には撤去して残らないものなので、その足場代に15〜20万円は高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、相場価格がこのレベルなので、さらに安くするのは困難です。

足場代そのものを減らすことは難しいかもしれませんが、足場を有効活用することで足場代の節約に繋げることができるのです。以下で詳しくご説明しますね!

工事をまとめて行って、足場代を節約!

例えば「屋根塗装 + 外壁塗装」のように、工事をまとめて行うと足場代を節約できます!

まとめて工事すると、
足場代の節約になります!

屋根塗装
外壁塗装

足場が必要となる工事は屋根工事以外にもあります。

例えば、屋根塗装と外壁塗装はどちらも足場が必要な工事ですが、工事を2回に分けて行うと、足場も2回設置しないとなりません。

しかし、屋根と外壁の工事を1回にまとめて行えば足場代が1回分で済むので、約15~20万円を節約できるのです!

まとめて工事することによるメリット

また、複数のリフォームを同時に行うことで、他にも以下のようなメリットがあります。

次のメンテナンスの時期を合わせられる

次のメンテナンスの時期を合わせられる

お住まいのメンテナンスは、一度行ったらそれで終わりというものではありません。

お住まいはどうしても経年劣化していきますので、数年ごとのメンテナンスが必要になります。

しかし、一度同時にメンテナンスしておけば、劣化のズレが軽減されますので、次のメンテナンスのタイミングを合わせやすくなります。

例えば、屋根塗装と外壁塗装を同時に行うことで、どちらも同じ時期に劣化しますので、次のメンテナンスも同じ時期に行うことができます。

これにより、工事のスケジュールを立てやすくなりますし、メンテナンスの費用も抑えることができます。

屋根・外壁の同時リフォームの場合、色や質感をトータルコーディネートできる

屋根・外壁の同時リフォームの場合、色や質感をトータルコーディネートできる

屋根と外壁は、お住まいの外観を左右する重要な要素です。しかし、屋根と外壁を別々に工事する場合は、屋根は新品だけど外壁が経年劣化でくすんでいるなど、色や質感の違いで美観を損なうことがあるかもしれません。

しかし、屋根と外壁を同時にリフォームする場合は、色や材質をトータルでコーディネートできます。そのため、お住まい全体が統一感のある美しい外観になります。

総工事費用を節約できる

総工事費用を節約できる

塗装工事の場合、塗装箇所の洗浄や周辺を養生する工程がありますが、屋根と外壁を同時にリフォームする場合は、それらの作業を一度で済ませることができるので、足場代以外のコストも抑えることができます。

他にもある!足場が必要な工事

足場が必要な工事は、主に以下のような工事になります。

足場を何度も設置すればその分コストが高くなりますので、これらの工事はできるだけまとめて行って足場を有効活用し、足場代を節約しましょう!

最後に

工事をまとめて行うことで足場代を節約できる

今回は、工事をまとめて行うことで足場代を節約できることをご紹介しましたが、中には「まとめて工事を行いたいけど、どの組み合わせがよいのかわからない」などとお悩みの方もいらっしゃると思います。

そんな時は、横浜屋根工事店にお気軽にご相談ください。

プロの視点からベストな方法をご提案させていただきます。

横浜屋根工事店はドローンを使っての空からの点検も得意としています!

診断・お見積もりは無料ですので、お住まいのことで少しでも気になることがありましたらご連絡ください。

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